【DTM音楽理論講座】初心者向けに分かりやすく解説【超簡単】

【DTM音楽理論講座】初心者向けに分かりやすく解説【超簡単】

この記事を読まれているあなたは、以下のように思っておられないでしょうか?

  • DTMをやるのに、音源理論って必須なの?
  • 音楽理論の教材って、どれも難しくてやる気がおきない。
  • DTMに必要な音楽理論だけを効率的に学びたい!

一般的な音楽理論の本や教材は、クラシックやジャズ寄りのものが多く、楽譜の読み方から詳しく解説されているものが多いです。

しかし、ほとんどの場合は、そこまで詳しく勉強する必要はないです。

そこで、DTMに必要な最低限の理論だけを、DAWの使い方を交えながら解説します。

DTM部長
DTM部長
DTM歴7年で国内外からの楽曲リリース経験もある、現役トラックメイカーの私(@dtmbu)が解説します

この記事で分かること
  • DTMに必要な最低限の音楽理論
  • メロディーやコード進行の作り方

DTMに必要な音楽理論

「音楽理論は勉強するべき?」という疑問は、誰もが一度は思ったことがあるでしょう。

ネット上でも、音楽理論が必要ある派必要ない派で意見が分かれています。

私個人の意見としては、「必要だけど音楽理論から始めない方が良い」が答えです。

その根拠について、以下の記事でまとめています。

リズムを作るための音楽理論

音楽を構成する要素は、リズム・メロディー・ハーモニーです。

これら3つが組み合わさって音楽になりますが、個人的に一番大切なのはリズムだと思っています。

メロディーもコードも、鳴らす時間やタイミングによって雰囲気が大きく変わるからです。

作りたい音楽のジャンル

冒頭でも触れましたが、音楽理論といっても、ジャンルによって習得すべき内容が変わってきます。

特に、ドラムやパーカッションなどのリズム体は、ジャンルによってよく使われるパターンが決まっています。

そのため、まずは自分が作りたい音楽のジャンルを知っておきましょう。

時代の名曲とともに、音楽の各ジャンルの特徴をまとめてみました。

リズムとテンポ

自分が作りたいジャンルが固まってきたら、そのジャンルを構成しているリズムとテンポの概念を勉強しましょう。

そんなに難しくないので、サラっと読んでみてください。

メロディーを作るための音楽理論

アンビエントや環境音楽など一部のジャンルを除いて、メロディーは音楽にとって欠かせない要素です。

メロディー作りのアイディアが抜群に浮かびやすくなる、スケールの概念について勉強していきましょう。

MIDIキーボードで鍵盤に慣れる

メロディーを作る際には、ぜひMIDIキーボードを準備頂きたいです。

実際の鍵盤に触れて慣れることで、理解が早く進みます。

オクターブ

「オクターブ」と聞いて意味が分からない人だけ、この記事をサクっと読んでください。

特別なTIPSはありませんので、鍵盤上の音の並びを理解できている人は、飛ばして頂いて構いません。

スケール

それでは、メロディーを作るためのドレミの知識を勉強していきます。

ここから急に難しくなりますが、頑張って理解してみてください。挫折する人が多いのもここです。

※より分かりやすい説明が思いついたら、記事を更新していきますね。

メジャースケールとマイナースケール

スケールの仕組みが何となく理解できたら、これら2つのスケールだけは完璧に配置を覚えておくことをおすすめします。

世の中の音楽(特にポップス・ロック)は、ほとんどこのスケールの音しか使っていません。

ハーモニーを作るための音楽理論

ハーモニーとは、2つ以上の音を同時に鳴らしたときの響きの雰囲気のことです。

ほとんどの音楽では、複数の音が同時に鳴るため、これも必須の知識になります。

インターバル

インターバルは、同時に鳴らす2つの音の距離のことで、距離によって雰囲気がだいたい決まってくるということを、具体例を出しながら解説しています。

この距離の考え方は、コードの考え方につながります。

コードを理解する

コードってたくさん種類があって、全部を覚えようとすると相当大変ですよね。

ただし、その組み立て方にはルールがあり、例外はありますが、ほとんどは同じような仕組みになっていることに気付きます。

ダイアトニックコード

コードの仕組みが分かってきたら、次にメロディーとコードの関係性を理解しましょう。

これにより、メロディーにコードをつけたり、コードからメロディーを作ったりすることができます。

ダイアトニックコードの一覧表は、曲作りをするときに確認したくなるので、いつでも参照できるページを用意しました。

音名と階名

ここまで音楽理論を学んできた人なら、こちらの記事の内容もすんなり理解できると思います。

復習の意味もこめて、サラっと読んでみてください。

作曲・編曲に必要な音楽理論

リズム・メロディー・ハーモニーがそれぞれ理解できたら、具体的な作曲・編曲の方法について学んでいきましょう。

キーの調べ方

曲作りをするときは、まずリファレンス曲を聴いて作り方を研究しますよね。

そこで、まずコード進行から、その曲の「キー」を特定する方法について紹介します。

ちなみに、「リファレンス曲なんて聴いてどうするの?」という人がいましたら、こちらの記事を参考にしてみてください。

キーの決め方

楽曲によって、「キー」がバラバラなのは、なぜだか分かりますか?

そこが理解できると、いざ自分が作曲するときのキーも決めやすくなります。

コード進行の作り方

曲を作るときには、コードを並べる必要があります。

このルールは知っているか知らないかで、作曲のスピードが変わってきます。

トニック・ドミナント・サブドミナント

コードにはそれぞれ役割(キャラ)があります。

先頭に立ちたくないタイプのコードを先頭にもってきても、やはりしっくりこない感じになります。

各コードの役割を理解しておくことで、音楽が作りやすくなります。