ミキサー

ギターとミキサーの接続。初心者向けに分かりやすく解説。

ギターとミキサーの接続。初心者向けに分かりやすく解説。

「ギターとミキサーをどのように接続すれば良いか分からない」、「接続したけど音が小さい、なんか音がこもる」というのは、DTM初心者にとって良くあるトラブルのひとつです。

ギターとミキサーの接続は、簡単そうに見えますが、電気的なことを考慮すると、結構ややこしいのが実態です。

そこで、ギターとミキサーの接続はどうするのがベストなのか、その解決方法や、やりたいことを実現するための接続構成例について解説します。

この記事で分かること
  • ギターとミキサーの接続方法は?
  • よくある使い方と接続構成例は?
  • どんな機材が必要?

ギターとミキサーの接続

ギターをミキサーに接続する方法について、解説します。ひとくちにギターといっても、色々な種類がありますよね。

例えば、以下のようなものです。

ギターの種類
  1. エレキギター(エレクトリックギター)
  2. エレアコ(エレクトリックアコースティックギター)
  3. アコギ(アコースティックギター)

ギターの種類

これらのギターの種類によって、ミキサーとの接続方法も異なります。そのため、タイプ別に解説していきます。

エレキギター、エレアコとミキサーの接続

エレキギターやエレアコをミキサーに接続する場合に、注意しておきたいことがあります。

一般的に、機材を接続するときは、お互いのインピーダンス(抵抗値)を同じにするか、受け側のインピーダンスを大きくしておく必要があります。

インピーダンスを入れ物に見立てると、ローインピーダンスから、ハイインピーダンスに接続することで、信号の漏れを防ぐ必要があります。

インピーダンス_ロー出しハイ受け

DTM部長
DTM部長
機材の接続は、「ロー出しハイ受け」と覚えておきましょう。

エレキギターやエレアコは、インピーダンスの大きな楽器です。そのため、ミキサーに直接接続すると、電気的に正しく信号を送受信できず、ノイズが発生したり、高域が減衰するといったトラブルが生じます。

ハイ出しロー受けはNG

そのため、エレキギターやエレアコは、以下のような方法でミキサーに接続します。

エレキギターとミキサーの接続方法
  1. ギターアンプにマイキング。
  2. Hi-Z対応のミキサーを選ぶ。
  3. オーディオインターフェイスを使う。
  4. DI(ダイレクトボックス)を使う。

① ギターアンプにマイキング。

ギターアンプにマイキング

一つ目は、ギターアンプから出る音を、マイクで拾ってミキサーに接続する構成です。

一般的にエレキギターを使う場合は、アンプを通して音を出しますが、エレキギターを直接ミキサーに接続すると、アンプを通さないクリーンな音になってしまいます。

ギターアンプの出力音をそのままマイクで録音することで、ギターアンプを通したそのままのサウンドを録音することができます。

なお、レコーディングにおすすめのマイクについては、以下の記事で詳しくまとめています。

② Hi-Z対応のミキサーを選ぶ。

Hi-Z対応のミキサーを選ぶ

インピーダンスの大きな楽器をミキサーに接続するためには、受け側であるミキサーのインピーダンスを大きくする必要がありますが、これに対応するのが、「Hi-Z(ハイインピーダンス)」入力機能です。

Hi-Z入力に対応した端子をもつミキサーであれば、ギターを電気的に正しく接続することができます。

なお、Hi-Z対応のおすすめのミキサーについては、以下の記事で詳しくまとめています。

③ オーディオインターフェイスを使う。

オーディオインターフェイスを使う。

Hi-Z入力に対応したミキサーは、そこまで種類が多くありませんが、オーディオインターフェイスは、そのほとんどがHi-Zに対応しています。

そのため、ミキサーがHi-Z入力に対応していない場合は、エレキギターをオーディオインターフェイスに接続してからミキサーに接続するという方法もあります。

なお、おすすめのオーディインターフェイスについては、以下の記事で詳しくまとめています。

④ DI(ダイレクトボックス)を使う。

DI(ダイレクトボックス)を使う。

「DI(ダイレクトボックス)」とは、エレキギター、エレアコなどの楽器を、Hi-Z対応していないミキサーにも直接接続できるようにする為の機材です。

接続した機材のインピーダンスをDIで変換することで、ミキサーに接続できるようになります。

DIには、以下の2タイプがあります。

DIの種類
  • アクティブ型のDI
  • パッシブ型のDI

DTM部長
DTM部長
ギター用途としては、迷わずアクティブ型を使ってください。

アクティブ型のDI

アクティブ型のDIは、電源が必要となりますが、エレキギターやエレアコのインピーダンスを変換して、安全にミキサーに接続することができます。

基本的には、アクティブ型を選びましょう。

  • 対象機材:エレキギター、エレキベース

パッシブ型のDI

パッシブ型のDIは、電源が要らないので、気軽に使うことができますが、インピーダンスが非常に高いエレキギターでは使えない場合があるのでおすすめできません。

タクヤくん
タクヤくん
じゃあパッシブ型のDIは、何のためにあるの?

そもそもパッシブ型のDIは、電子楽器のケーブルを延長するために、ノイズを低減する目的で使われます。

  • 対象機材:シンセサイザー、キーボード

アコギとミキサーの接続

アコギ(アコースティックギター)には、ピックアップがありませんので、エレキギターのように、シールドを接続することができません。

そのため、以下のような方法で、アコギをミキサーに接続します。

アコギとミキサーの接続方法
  1. 直接マイキング。
  2. ピックアップマイクを使う。

① 直接マイキング。

マイキング

アコギの演奏音を、直接マイクで拾ってミキサーに接続する構成です。

マイクのセッティング(マイキング)や録音する場所の環境によって、録音される音のクオリティが大きく変わるので、注意が必要です。

なお、レコーディングにおすすめのマイクについては、以下の記事で紹介しています。

② ピックアップマイクを使う。

「ピックアップマイク」と呼ばれる機材をアコギに装着することで、ミキサーに接続することができます。

「ピックアップマイク」とは、ギターの弦の振動を電気信号に変換する装置のことで、これをアコギのブリッジ部分に装着することで、ケーブル経由でアコギの音をミキサーに送ることができます。

流行りのiRigシリーズの「Acoustic Stage」はマイクプリアンプも付属しており、良い音でアコギを録音できるだけでなく、サウンドプリセットを使ってライブでも便利に使えるため、とてもおすすめです。

まとめ

単純そうに見えて意外に難しい、ギターとミキサーの接続方法について解説しました。

この記事で解説した内容のポイントをまとめると、以下の通りです。

  • ギターの種類によって接続方法は変わる。
  • インピーダンスは、ローだしハイ受けが基本。
  • 最も基本かつ無敵の方法はマイク録り。
  • ダイレクトボックスはアクティブ型を使う。

色々な方法があるので、ややこしいですが、自分にとって、一番やりやすい方法で接続すれば問題ありません。

無事にギターとミキサーを接続できたら、以下の特集記事を参考にして、次のステップに進んでみてください。

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