オーディオインターフェイス

【超簡単】オーディオインターフェイスの使い方!接続に必要なケーブル・コネクタまで解説。

オーディオインターフェイスの使い方。

オーディオインターフェイスを購入して、これからDTM環境を構築しようとしている人へ。

オーディオインターフェイスの使い方については、接続やDAWの設定の難易度が高いため、多くの初心者がつまずきやすいところです。

そこで、DTM歴7年の現役トラックメイカーが、初心者向けにオーディオインターフェイスの繋ぎ方から、パソコン側の設定までを分かりやすく解説します。

この記事で分かること
  • オーディオインターフェイスの繋ぎ方は?
  • DAWで使うためにはどうすればよい?

オーディオインターフェイスの使い方

オーディオインターフェイスの使い方の手順は、以下の通りです。

オーディオインターフェイスの使い方
  1. オーディオインターフェイスの接続
  2. ドライバーのインストール
  3. DAWのオーディオ設定

なお、この記事はオーディオインターフェイスの基本的な機能を理解している人向けに解説していますので、「そもそも、オーディオインターフェイスって何のために必要なの?」という人は、まず以下の記事から読むことをおすすめします。

オーディオインターフェイスの接続

オーディオインターフェイスと他の機材との接続の仕方について、解説していきます。

オーディオインターフェイスの接続
  1. パソコンやiPad/iPhoneとの接続
  2. ミキサーとの接続
  3. マイクとの接続
  4. ギターとの接続
  5. シンセサイザーとの接続
  6. モニタースピーカーとの接続

① パソコンやiPad/iPhoneとの接続

オーディオインターフェイスを、パソコンやiPad/iPhoneと接続する場合、以下のいずれかのインターフェイスを使います。

パソコンやiPad/iPhoneとの接続インターフェイス
  • USB
  • Firewire
  • Thunderbolt
  • Lightning(iPad/iPhone)

USBで接続する

USBを知らない人はほとんどいないでしょう。

現時点で販売されているオーディオインターフェイスの多くは、USBでパソコンと接続するタイプのものが多いです。

パソコンとオーディオインターフェイスをUSBで接続する

ただし、USBコネクタには色々な形状がありますので、注意が必要です。

基本的には、オーディオインターフェイスに付属されているものを使えば問題ありません。

USBコネクタの種類
デバイスコネクタ機材の例
パソコンType-AWindows、Mac
Type-CMacbookなど
オーディオ
インターフェイス
Type-BRoland rubixシリーズなど
Type-CFocusrite Clarettシリーズなど
Mini USB Type-BApogee Duetなど

DTM部長
DTM部長
メルカリで中古のインターフェイス買って、自分でケーブルを別途購入するような場合は注意しましょう!

Firewireで接続する

Firewireは、比較的高価なモデルのオーディオインターフェイスに搭載されています。

パソコン側は、かつてのiMacに搭載されていましたが、2012年モデル以降、FireWireポートが廃止されてThunderboltポートに変更されています。

これに従い、Firewireで接続するタイプのオーディオインターフェイスは少なくなってきています。

パソコンとオーディオインターフェイスをFirewireで接続する

Firewireコネクタには、6pinと9pinタイプがあるので注意しましょう。

Firewireコネクタの種類
ピンの数デバイス
9pinパソコン
6pinオーディオインターフェイス

FirewireケーブルはUSBに比べて高価ですので、間違えないように購入前によく確認してください。

タクヤくん
タクヤくん
面倒くさそうだし、よっぽど自分が欲しいオーディオインターフェイスがFirewireしか対応してない場合以外は避けたいね・・。

Thunderboltで接続する

iMacからFirewireがなくなり、Thunderboltは、iMacにとっての新しいスタンダードとなりました。

Universal Audio社の「Arrow」など、オーディオインターフェイスによっては、Thunderboltでしか接続できないタイプのものもあります。

パソコンとオーディオインターフェイスをThunderboltで接続する

Lightningで接続する

iPad/iPhoneとオーディオインターフェイスを接続する場合は、Lightningコネクタで接続することになります。

Apogee社の「Duet」など、iPad/iPhoneに対応したオーディオインターフェイスには、専用コネクタからLightningに変換するケーブルが付属(または別売り)で用意されています。

パソコンとオーディオインターフェイスをlightningで接続する

結局、どれを使えば良い?

RME社の「Fireface UCX」など、オーディオインターフェイスによっては、USBとFirewireの両方の端子が搭載されているタイプが存在します。

その場合、どちらの端子でパソコンに接続するか迷うかもしれませんが、基本的にはUSBで接続しておけば問題ありません。

なぜなら、接続方法が異なるだけで、性能面では両者にそこまで大きな差はないからです。

また、FirewireケーブルはUSBに比べて高価なので、コスパが良くありません。

パソコンならUSBケーブルを、iPad/iPhoneなら専用ケーブルを使えば良いです。

オーディオインターフェイスとパソコンで出来ることは?

また、オーディオインターフェイスをパソコンと接続してできることは、主に以下の3つです。

  1. パソコンの音をオーディオインターフェイス経由で出力
    ⇒ パソコン内部の音をオーディオインターフェイス経由でモニタースピーカーに接続して、制作中の楽曲の音をモニター出来ます。

  2. オーディオインターフェイスで入力した音をパソコンに出力
    ⇒ オーディオインターフェイスで入力するギターなどの楽器やマイクなどの音をパソコンに出力してDAWで録音することが出来ます。
  3. パソコンの音をループバックしてDAWで録音する
    ⇒ オーディオインターフェイスのループバック機能を使って、パソコン内部の音をリアルタイムで録音することが出来ます。

そうすると、以下のようなこともできます。

  • Youtubeなど、パソコンで鳴らした全ての音をまとめて録音
  • DAWのマスター音をオーディオトラックに返して録音

② ミキサーとの接続

ミキサーを使う場合は、各機材の接続が少しだけ複雑でややこしくなります。

そのため、オーディオインターフェイスとミキサーの接続については、別の記事にまとめました。

③ マイクとの接続

オーディオインターフェイスに、マイクを接続する場合、マイクの種類によって、接続方法が異なります。

オーディオインターフェイスとマイクの接続
  • ダイナミックマイクとの接続
  • コンデンサーマイクとの接続

ダイナミックマイクとの接続

ダイナミックマイクの場合は、キャノンケーブルを使ってオーディオインターフェイスと接続します。

市販されている多くのオーディオインターフェイスは、「コンボジャック」と呼ばれる、キャノン(XLR)と標準プラグがどちらでも挿し込めるタイプのジャックを搭載しています。

そのため、コンボジャックにキャノンケーブルを挿し込みます。

ダイナミックマイクとオーディオインターフェイスの接続

コンデンサーマイクとの接続

コンデンサーマイクを使用する場合は、ファンタム電源と呼ばれる48Vの電圧を供給してやる必要があるので、+48V電源に対応したオーディオインターフェイスを選ぶ必要があります。

コンデンサーマイクとオーディオインターフェイスの接続

④ ギター・ベースとの接続

ギターやベースを接続したい場合は、Hi-Z(ハイインピーダンス)対応のギター入力が1つ以上必要です。

Hi-Zとは、ギターなどのインピーダンス(抵抗値)の高い機器を、電気的に正しく接続するための専用の端子です。

そのため、Hi-Zに対応したオーディオインターフェイスを選ぶ必要があります。

ほとんどのオーディオインターフェイスは、ギター入力もコンボジャックになっています。

ギターとオーディオインターフェイスの接続

⑤ シンセサイザーとの接続

オーディオインターフェイスに、シンセサイザーを接続する場合、シンセサイザーがデジタル・アナログのどちらかによって、接続方法が異なります。

オーディオインターフェイスとシンセサイザーの接続
  • アナログシンセ
  • デジタルシンセ

アナログシンセ

シンセサイザーはモノラル標準ケーブルを使って、オーディオインターフェイスのコンボジャックに接続します。

ほとんどのアナログシンセはモノラル出力になっていますので、コンボジャックが1つあれば大丈夫です。

アナログシンセとオーディオインターフェイスの接続

デジタルシンセ

ほとんどのデジタルシンセは、ステレオ出力になっていますので、コンボジャックが2つ以上必要になります。

なお、モノラル出力のデジタルシンセの場合は、1つで大丈夫です。

デジタルシンセとオーディオインターフェイスの接続

⑥ モニタースピーカーとの接続

オーディオインターフェイスとモニタースピーカーの接続は、以下のいずれかのケーブルを使って接続します。

  • モノラル標準ーモノラル標準
  • モノラル標準ーXLR
  • XLR-XLR

スピーカー側、オーディオインターフェイス側のコネクタを確認して、形状の合ったものを選ぶようにしましょう。

オーディオインターフェイスとスピーカーの接続

ドライバーのインストール

パソコンやiPad/iPhoneでオーディオインターフェイスを使うためには、ドライバーをインストールする必要があります。

タクヤくん
タクヤくん
ドライバーってそもそも何ぞ?

ドライバーとは?

ドライバーとは、外部デバイスとパソコンやiPad/iPhoneをつなぐためのソフトウェアのことです。

マウスとかキーボードも外部デバイスなので、ドライバーが必要なのですが、良く使われるので最初からOSに標準ドライバーとして含まれています。

このように、ドライバーには最初からOSに含まれている標準ドライバーと、メーカーの専用ドライバーの2種類があります。

例えば、プリンターの場合、標準ドライバーとプリンタメーカーのドライバーの2種類がありますが、機種によってはプリンタメーカーの専用ドライバーじゃないと両面印刷出来ないなどの、制限があります。

ドライバ―の種類説明
①OS標準ドライバー最低限の機能をもった、OSで安定して動作するドライバー
②メーカーの専用ドライバ―ハードウェアのもつ機能を最大限利用できるように最適化されたドライバー

OS標準ドライバー

asio-core-audio

標準ドライバーとは、OSに準拠したドライバー必要最低限の機能しかありませんが、OSで安定して動作することが保証されているドライバーです。

標準ドライバーの種類
  1. Windows標準ドライバー
  2. Mac/iOS/iPadOS標準ドライバー
  3. Android標準ドライバー

① Windows標準ドライバー

Windows標準のサウンドドライバーの代表的なタイプは以下の通りです。

  • ASIO
  • DirectSound (DirectX)
  • Windows MME
  • USB Audio Device Class 2.0(Windows10以降)

3種類ありますが、最も汎用性が高いのはASIOドライバーです。

具体的には、「ASIO4ALL」というソフトを使ってASIOドライバーを動作させます。

何といっても、ASIOドライバーは、DAWソフトのCubaseや、オーディオインターフェイスで有名なSteinberg(YAMAHA)が開発したドライバーなので安心できます。

そのため、基本的にはASIOドライバーを使えば問題ありません。

② Mac/iOS/iPadOS標準ドライバー

Mac・iOS・iPadOS標準のサウンドドライバーは、以下の通りです。

  • Core Audio
  • USB Audio Device Class 2.0(OS X 10.6以降)

③Android標準ドライバー

AndroidOS標準のサウンドドライバーは、以下の通りです

  • USB Audio Device Class 2.0(Android 5.0以降)

DTM部長
DTM部長
この「USB Audio Class 2.0」は、対応しているオーディオインターフェイスの種類が少ないのがデメリットです(2020年2月時点)。

メーカーの専用ドライバー

また、オーディオインターフェイスには、メーカーが用意している専用のドライバーがあります。

専用のドライバーを使うと、オーディオインターフェイスに付属しているソフトウェアミキサーが使えるなど、メリットがあります。

パッケージに付属しているCDか、メーカーの公式サイトからダウンロードして、パソコンにインストールしましょう。

付属のCDか公式サイトからダウンロード

インストールしてパソコンを再起動すると、DAWの設定画面でオーディオインターフェイスが選択できるようになります。

どれをインストールすれば良い?

オーディオインターフェイスの専用ドライバーをメーカーが用意している場合は、迷わずメーカーの専用ドライバーをインストールしましょう。

安価なモデルのオーディオインターフェイスの場合、専用ドライバーは存在せず、OS標準ドライバーを使うことを前提にしているものも多いです。

その場合は、OS標準ドライバーを使えば問題ありません。

DAWのオーディオ設定

ドライバーをインストールしたら、DAWソフト側のオーディオ設定を行って、DAWとオーディオインターフェイスをリンクさせます。

DAWの設定については、以下の記事で詳しく解説していますので、チェックしてみてください。

まとめ

オーディオインターフェイスの使い方について、ポイントをまとめると以下の通りです。

  • ケーブル接続について、正しい繋ぎ方を知ろう。
  • ドライバ―は色々な種類があるので、自分の環境に合ったものをインストールしよう。

オーディオインターフェイスの使い方を理解しておくと、現場でのライブや、スタジオでのバンド練習などでも役に立ちます。

最初は理解するまで大変かもしれませんが、頑張って勉強していきましょう。

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